VirtualBoxでMacにCentOS6をインストール。
CentOS6でもPyQt5目指す。
CentOSといえばどんなイメージでしょうか。Takumiは、かなり保守的というイメージを持ってます。というか、保守的ですよね。実は職場の作業環境はCentOS5, 6がメインだったりします。
今回は下にある条件でのインストールをやってみます。
- CentOS6でのPyQt5インストール
- システムの環境に影響を与えないように環境を作る
- root権が使えない状態を想定。
- インストールするバージョンは下記
root権が無いけど、新しい開発環境使ってみたい!ってケース、あるんじゃないでしょうか。ちなみにTakumiは職場ではそんな状態です。root権があっても、root権限でのインストールはしたくない、という場合もあるかもしれません。
「何でCentOS7じゃないの?」ってつっこみたくなりますか?それは、、、ゴニョゴニョ。。。職場で使ってるのがCentOS6だからという理由は無視していただいて、ここでの目的はある程度Legacyな環境に新しい開発環境を導入する、ということにしたいと思います。
とりあえず最初からやろう、ということでTakumiマシンのMacでやってみます。VirtualBoxです。
とりあえずCentOS6準備
VirtualBoxのインストールはあまり迷うことも無いと思うので割愛。CentOSのISOイメージをとってきましょう。こんな感じ。
$ wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/CentOS/6.8/isos/x86_64/CentOS-6.8-x86_64-bin-DVD1.iso $ wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/CentOS/6.8/isos/x86_64/CentOS-6.8-x86_64-bin-DVD2.iso
結構時間かかる。DVD2のイメージ、ひょっとしていらない???インストールをやってみて、後で気付いた。。。
気を撮り直して、VirtualBoxです。"新規"で仮想マシン作りましょう。Takumi的設定。
- 名前: CentOS6
- タイプ: Linux
- バージョン: Red Hat (64-bit)
- メモリーサイズ: 2GB (ホストのスペックにあわせて適当に調整)
- 仮想ハードディスクを作成する
- VDI (VirtualBox Disk Image)
- 可変サイズ(なんとなく)
- ハードディスクのサイズ: 40GB
MacBookはSSD容量が少ない。。。Takumiは外付けHDDを繋いで、そこにVM作ってます。"VirtualBox"メニューの"環境設定"からVMイメージの保存先を変更可能。
それでは"設定"の"ストレージ"の中で、"コントローラー:IDE"にさっきダウンロードしたDVD1のisoイメージをマウントしましょう。それではVM起動!!
CentOS6インストール
ここからは通常のCentOS6のインストーラですね。ざっくりと手順。
"Install or upgrade an existing system"を選択。
"Disc Found"のダイアログボックスで"OK"か"Skip"を選択。
ダウンロードしたisoファイルに問題は無いと信じて、"Skip"を選択。
ここはマウスは使えないのでカーソルキーで!
次のステップからマウスが使えます。
"Next"をクリック。
言語選択。Takumiは日本語です。
Takumiの経験的に、最初に日本語を選んでおいた方が、日本語関連のインストールがスムーズ。
コマンドラインでファイル名に日本語があると面倒臭いことになるので、インストール後に英語に変えてます。
次はキーボードの選択。英字配列愛用のTakumiは"英語(U.S.インターナショナル)"を選択しました。
ここで"データあるかも!"という警告が出ますね。今回は新規に作成したVMのディスクなのでデータは無いっす。"はい。含まれていません。どのようなデータであっても破棄して下さい"を選択。
- "選択した全てのデバイス"にもチェックを入れておきましょう。
ホスト名は適当に付けましょう。
タイムゾーンは"アジア/東京"ですね。インストール中の言語を日本語にしていると、デフォルトで選択されているはず。
rootのパスワード設定です。Takumiはパスワード弱いぞ!って怒られましたが、無視して続行。
インストールのタイプは"全ての領域を使用する"
- 下の方にチェックボックスがありますが、お好みで。。。(Takumiはチェック無し)
"パーティションにあるデータはすべて失われます"というメッセージが出ますね。かなり恐怖なメセージですが、VMのイメージ内での話。ここは"変更をディスクに書き込む"を選択。
作成するCentOSの用途選択。インストールされるパッケージが用途によって変わってきます。今回は"Software Development Workstation"を選択。Workstationですよ。自己満足度アップですよ。
インストールが始まるので、ここからは待ち時間。コーヒーでも入れましょう。本体の内蔵SSDだったらかなりサクッと終わりそうですが、外付けUSBなのでちょっと辛抱ですね。インストールが完了すれば、"再起動"です!
インストール完了まで後少し。立ち上がれば"進む"ボタンで進めましょうライセンスには同意です。
ユーザーの作成
- ネットワーク認証とか使わなければ、特に迷うところは無いですね。パスワード、またまた脆弱って言われた。。。無視!
日付の設定
基本的にオンラインで使う、ということで"ネットワーク上で日付と時刻を同期化します"にチェック。
NTPサーバーはなんとなく0番を選んでみた。
Kdump
- よく分からんのでデフォルトのままで。。。
またまた再起動ですね。この再起動が終わればログイン出来ます!
Guest Additionsのインストール
さっき作ったユーザーでログイン後、VirtualBoxメニュー(CentOSデスクトップのメニューじゃないよ!)から、Devices -> Insert Guest Additions CD imageをクリック。CDイメージがマウントされるので、rootユーザーでGuest Additionsのインストーラを起動しましょう!
$ su $ /media/VBOXADDITIONS\_5.0.28\_111378/VBoxLinuxAdditions.run
これで色々便利に使えるはず。VirtualBoxウインドウのリサイズはデスクトップセッションを立ち上げ直せば有効になります。(ログアウト -> ログイン)
本日これにて終了。
次からPyQtインストール!